お客様の声

Doctors Voice

これまでのストレスチェックを振り返って

~今後のストレスチェックは、いかに企業経営に活かせるかがポイント~
大塚・栄一クリニック 心療内科 院長 内田栄一先生
  • 日本産業衛生学会専門医 指導医
  • 日本精神神経学会専門医 指導医
  • 修士(国際経済学)青山学院大学
  • 博士(医学)東京大学
UHC
先生の嘱託産業医先の製薬企業様が弊社のストレスチェックをご利用くださったとのことですが、いかがでしたでしょうか。
内田先生
ストレスチェックを受託するサポート会社はいろいろあるようですが、集計だけをしている会社や厚生労働省の通達をあまり理解していない会社もあるようです。厚生労働省がよいサポート会社の見極め方の指針を出しているので、サービスがどこまでの範囲を網羅しているのかの見極めは重要だと思います。

UHCさんのサポートを得てストレスチェックを実施した企業では、受検率が98%で高ストレス者の面接指導もスムーズに実施することができました。受検率は思っていたよりも高く、従業員の方が受検のしやすいツールであったのかなと考えます。 また、面接に際しては、面接指導に役立つストレス評価尺度が充実しており、産業医としては面接に専念できました。

そういった点から、UHCさんは、今回のストレスチェック制度をよく理解した上で、実施する企業と医師の双方のために役立つ優れたサービスを提供してくれていると思います。
UHC
ありがとうございます。今後ストレスチェックはどのように進化していくのでしょうか。
内田先生
ストレスチェックをメンタルヘルス管理のためだけに使うのではなく、今後集団分析の結果を組織の業務の生産性や効率性などの観点からも評価できるようにして、いかに経営に生かすのかが重要になるかと考えます。
UHC
社員さんの健康サポートを経営に生かすという視点ですね。
内田先生
はい。社員の皆さんが健康に最大の力を発揮してくれることが企業の発展につながると思います。ストレスチェックはコストではなく投資となるように経営的な視点で考え、戦略的に実施することが求められてくると考えます。その視点では、UHCさんは、オリジナルの視点でよく考えられた評価尺度や分析結果を提示いただいていると思います。
UHC
最近注目されている「健康経営」と「ストレスチェック」は、社員の健康を基礎とした企業の発展という一つの目的の元取り組むことができるのですね。

弊社としても、ストレスチェックから組織改善により具体的に結び付けられるよう尺度と分析レポートを思い切って改善し、組織の課題を捉えやすい工夫をしております。

引き続き、企業の経営に活かせるよう、より良いストレスチェックサービスの開発に取り組んで参ります。

本日は大変貴重なお話ありがとうございました。
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